倒産が相次ぐ飲食店の経営を再生する新刊本「なぜ9割の飲食店経営者はスライムなのか」が、2025年3月3日(月)に出版されます。
- 定価:本体1,500円+税
- ISBN:978-4-8378-0530-4
- 発行:株式会社マネジメント社
帝国データバンクの報告によれば、2023年に発生した飲食店の倒産数は894件にものぼり、前年に比べ16.4%増、居酒屋212件、焼肉、ラーメン店などが158件と過去最高を記録したのだそうで、その原因は、コロナのゼロゼロ融資の返済が始まったことによる資金繰りの悪化や、消費者の家飲みの定着など消費者志向の多様化が主な要因とされています。
多くの飲食店が苦境に立たされている中、著者の金本祐介氏、児島雄太氏は、その最大の要因は「経営者のマインドにある」と主張しており、経営者が真剣に経営を考えないスライム状態にあると断言しています。
スライム(slime)とは、粘液やぬめりを意味し、生物が体外に分泌する粘り気のある液体や特定の状況下で物質が生成する滑らかでヌメっとした(気味の悪い)質感を指していて、飲食店経営者に宿る気味のわるい生物(考えや性質のようなもの)はまさにスライムなのだそうで、スライム状態になっている飲食店経営者が、少しの知恵と行動でスライムから脱却して進化できるようにという意味も込めているのだとか。
書籍では、どのようにスライムから脱皮して、お客様から、従業員から支持される真の飲食店経営者になるためのエッセンスを明らかにされています。